お仏壇の種類|お仏壇の購入をご検討されている方へ

お仏壇というと種類が多く、どう違うのか分からないといったイメージがありますが、実際は大きく分けてしまえば「金仏壇」「唐木仏壇」「新感覚仏壇」3種類になります。
それでは、それぞれどういった違いや特徴があるのかご紹介していきます。

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金仏壇(漆塗仏壇)

金仏壇は宗派ごとに形や塗りに違いがあり、また産地によっても特徴があります。
ここでは代表的な産地別の特徴をご紹介します。

真宗大谷派(東本願寺/お東)
柱が黒塗りで屋根が二重の瓦屋根で出来ています。
仏具と飾り方

浄土真宗本願寺派(西本願寺/お西)
柱に金箔が押してあり、屋根が一重のコケラ葺きで出来ています。
仏具と飾り方

飛騨高山仏壇
飛騨高山仏壇には他の地方にない特徴がいくつかあります。なかでも『違い長押』と『腰蒔絵』、『木目出し』の三点は手の込んだ造りで、その昔各地で修行した飛騨の匠がその技を持ち帰り、京仏壇や彦根仏壇などの特色を取り入れながら独特の形になったといわれます。

違い長押
名古屋壇などに見られる長押は一直線もしくはうねり長押という緩やかな山形の長押で、飛騨高山仏壇のように三つに分かれ中央が段違いに高くなっているものは他にあまり見られません。
宮殿の拝み込みが良いのも特徴です。
木目出し
仏壇前面に欅、栓などの力強い木目の材を使い、漆であざやかに浮かび上がらせたのが木目出しです。
飛騨の伝統工芸、春慶塗りのように、素地の木目の美しさを最大限に生かした塗りで、大切に磨き込むほどに、その光沢がますます増していくのも魅力です。
腰蒔絵
内扉の障子戸の下の部分に施された絵柄を腰蒔絵といいます。蒔絵が多いのも飛騨仏壇の特色で、一枚一枚に華麗な蒔絵が施されています。
また細部にも金具を多く打ち、蒔絵の図柄なども凝っていて随所に職人の技が感じられます。

禅宗
さまざまな形・仕上げがあり、一重の瓦屋根や吊り天井などが使われます。
御膳などを飾る広い膳引きや、沢山の仏具を収納するスペースがついているのが特徴です。
正式な禅宗金仏壇は少ないため、飛騨地方では本願寺用仏壇を使うことが多いようです。
仏具と飾り方

名古屋仏壇
名古屋は全国有数のお仏壇の産地で、木曽檜や欅を用いた御堂造り宮殿を代表とする豪華な構造を特色とします。
幾度となく水害に見舞われたため、お仏壇を水害から守るように台が高くなっていて、その中に仏具を全て収納できるようになっています。
またホゾ組みによる組立式で、仏壇の洗濯、修復が容易に行えます。

京都仏壇
京都は仏壇発祥の地であり、その形は全国の仏壇の基本形となっています。
彫刻、漆塗、箔押、蒔絵などの優れた伝統技術を背景にした精巧な意匠表現は一つの芸術品ともいえます。
仏壇の表側では金を使用せず、塗りも黒のみで、金具類は必要最小限しか使用していません。
すっきりとした上品さが魅力のお仏壇です。


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