お仏壇のお話|なるほど!お仏壇

 


お仏壇とは ...

そもそもお仏壇のはじまりは現在の床の間にあたる部分でした。 今でも掛軸を掛けたり、花を生けたり、香炉を置くのは、正面にご本尊を掛けていた時の名残です。
文明社会の現在においても、仏壇を置く場所について色々な迷信がありますが、礼拝の心にかなった清浄な精神生活の中心として、最も良い場所を選んで下さい。
また、仏壇仏具などを新しく求めるのは、年忌法要などの時でないと駄目だと聞く事がありますが、思いたった時期に新調して差しつかえありません。
何でもない時に仏壇など求めると、その家に不幸な出来事がある等と言うのは、全くの迷信です。むしろ平常元気な時にこそ、お仏壇を新調したり、修復してお給仕するのが本当で、仏壇の前で礼拝する心が信仰心の最も大切な事なのです。
自分の聞法帰依の心、敬仰報恩の思い、つまり自分自身、心の底から信心する事は、常に「今」に立つものであります。
合掌、礼拝する事は、広大な絶対の喜びと、勇気と安らぎと感謝が、心の深底から生まれる精神的なもので、決して「お金が儲かる様・・・」「自分の思い通りになる様・・・」など、取引交換の様なものではありません。それらは少なくとも宗教や仏法とは、ほど遠い事であります。
子供の精神教育においても、お仏壇を背にして、話し合う父と子の姿がよく見られます。現代の様に厳しい時代は、特に強い精神を持って生きなければなりません。毎日の無事を感謝し、人と人の信じ合う心が、大切な事です。



暮らしの中で ...

毎日の習慣
毎日、仏壇にお花、線香、灯明、そしてご飯やお茶を供えて、今日の無事を祈り、一日が始まります。

新築の時
新しい家には、ご先祖様にもふさわしいお仏壇を整え、一家の無事を感謝し、安泰と繁栄をお願いします。

初ものは
毎年、季節の食べ物や、珍しい頂き物をする事があります。まず、お仏壇に供えてから家中みんなでおいしく頂きましょう。ご先祖様には、今年収穫のあった感謝の気持ちを忘れず報告いたしましょう。

出産の時
神棚と仏壇に灯明をあげ、ご報告いたしましょう。そして、子供の行く末までの幸せと、子供を授かったお礼を祈りましょう。

結婚
お嫁に行く時には、今日まで育った感謝の心を、ご先祖様に祈りましょう。そして、これから永遠の幸せを祈り、感謝と決意を誓い、末長い幸福をお願い致しましょう。

入学
入学、卒業、合格の喜びと感謝を、ご先祖様に報告すると共に、子供の成長を感謝し、お祈り致しましょう。

給料
初めて頂いた給料は、封を切らずにお仏壇にお供えし、感謝とお礼と、今後の努力を誓いましょう。 就職、昇進の時も忘れずにご先祖様に報告致しましょう。良い事、悪い事、そして、子供の精神教育など、また、自分自身のためにも、お仏壇はいつも暮らしと密接しています。気持ちを落ち着けて、お仏壇に向かい合掌しましょう。お仏壇のお手入れは、こんな事に気を付けましょう。


仏事と家庭の諸行事

ページの先頭へ